ティータイムのすすめ
仕事の合間に、家事の合間に・・・ホッと一息つきたい時には、ティータイム!
コーヒー派?紅茶派?緑茶派?その日の気分?
リラックスタイムにお茶を飲む。それは、きちんとした理由があるんです。お茶やコーヒーに含まれる成分には、リラックス効果を高めてくれるものもあるんですよ。忙しい毎日だけど、ゆっくりとお茶を飲みながらリラックスできる時間を持てるといいですね。
☆☆ コーヒー ☆☆
コーヒーの香りとカフェインがリラックス効果を高めてくれます。
ここで2つの実験結果を紹介しましょう。
杏林大学医学部精神神経科の古賀良彦教授らの実験で、コーヒー粉末・レモン油・蒸留水を用いて、リラックスした時の脳波(=α派)を調べたところ、コーヒーの香りをかいだ時が一番多くα派が現れることがわかりました。
また、焙煎の仕方では、浅煎りよりも深煎りの方が効果が高いこともわかっています。
それから、中村学園大学栄養科学部栄養科学科の青峰正裕教授らのグループは、ラットを使った実験を行い、コーヒーとコーヒーに含まれる成分であるカフェインにストレスを緩和する効果があることが分かりました。
これらのほかにも、「自律神経の働きを高める」「集中力を高める」「運動能力を高める」「興奮作用(眠気覚まし)・利尿作用」など、多くの効果があることもわかっています。
☆☆ 紅茶 ☆☆
コーヒー同様、紅茶にもカフェインが含まれているので、カフェインの作用による、リラックス効果・ストレス解消効果が期待できます。 また、紅茶の心地よい香りにより、アロマテラピー効果も得られるでしょう。
他にも、紅茶はビタミン・ミネラルが豊富に含まれているとか。 抗菌作用についても、食中毒をひきおこす細菌に対しての殺菌効果・また、紅茶でうがいをすることにより風邪予防にも効果があるとか。
健康に気を配る人にも、紅茶はとても良いようですね。
☆☆ 緑茶 ☆☆
緑茶にもカフェインが含まれていますから、カフェインの作用による、リラックス効果・ストレス解消効果が期待できます。
そして、緑茶といえば、『カテキン』というのはとても知られているところです。
カテキンによる抗菌作用によって食中毒や風邪予防、そして発ガン抑制作用なども注目されていますね。
健康志向の人にもおすすめの緑茶です。
☆☆ ハーブティー ☆☆
ハーブティーにはカフェインが含まれていませんので、カフェインを気にする方や就寝前のティータイムには、ハーブティーがおすすめです。
エッセンシャルオイルの原料にもなるハーブですから、リラックス効果・リフレッシュ効果・美容健康によい成分が含まれていることは、よく知られているところだと思います。
ストレスを感じた時にはカモミールティー、疲れたなぁと思ったらローズヒップティー・・・などなど、自分の症状に合わせてハーブをチョイスして、ハーブティーを堪能してみましょう。
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